メーカー推奨のカートリッジ交換時期4週間は間違い?
ブリタでは、カートリッジの交換時期は4週間毎としています。
つまり約一ヶ月です。しかし、これは厳密に言うと間違いです。
多くの場合、この交換時期は早すぎることが多いですし、また場合によっては、4週間では交換時期が遅すぎるという可能性もゼロではありません。
目安として、四人家族で、いつでも最高のフィルター性能の状態で使用したいというのであれば、4週間毎のカートリッジ交換時期で問題ありません。
四人家族の場合 →4週間(約一ヶ月)
もし、家族が3人以下であったり、逆に5人以上だったり、あるいは、少しでもフィルターをギリギリまで使って節約したいとお考えなら、続きをお読み下さい。
正確な交換時期は期間ではなく使用量
交換時期が4週間としているのは、ユーザーの利便性を考慮した数値で、実際の正確な交換時期は、水150リットルを使用した場合です。
この150リットルは、一日あたり5.3リットル使用した場合、約28日間、週にすると4週間、月だと約1ヶ月となります。
しかし、この使用量を正確に測ることは非常に困難です。
よって、ブリタは便宜的に、日本の平均的な4人家族が1日に使う水の量を5.3リットルと算出し、そこから4週間という數字を割り出しています。
交換期限4週間を超えても急がなくて良い?
家族が4人以上だからもっと早めに交換が必要なのか?あるいは4週間すぎてしまったから、ろ過能力が低下して、水質が悪化しているかも?と心配する方もいるかもしれません。
しかし、交換期限4週間というのはかなり余裕をもたせた期日なので、心配する必要はありません。
その理由は以下のとおりです。
基準がもともとかなり高い
ブリタはドイツのメーカーで、ヨーロッパの水質基準に合わせて設計された浄水器です。その上、さらにメーカー独自の品質基準を高めに設定しています。
さらに、日本で販売しているものに関しては、日本の水質に合わせて改良もされています。
水は毎日直接身体に入れるものですから、二重、三重もの安全策がとられているようすがわかります。
メーカーでは、どこまで使えるか、その限界については一切公表しておらず、4週間したら交換時期だとしか、アナウンスしていませんが、実際は2ヶ月つかっても、浄水された水の味は保たれたままだったという口コミもあります。
日本の水道水の安全基準も高い
ブリタはドイツのメーカーで、ドイツの水道水をベースに設計されています。
ドイツの水道水は、飲むことができる安全な水道水ではありますが、日本とは違い、硬水です。
硬水は主にカルシウムとマグネシウムのイオンが多く含まれており、これらのミネラルが水道設備や家電製品に影響を与えることがあります。
ブリタはそうした過酷な水環境で使われているものですから、それが日本の軟水で使われているとなれば、より長く使えるであろうことは理解していただけるでしょう。
いつまで使うことができるのか?
ブリタのカートリッジの交換時期は、外から見ただけでは知ることはできません。
中の様子は蓋を開けなければ見えないですし、蓋を開けてしまったら戻すことができないので、もうカートリッジとして使うことができません。
研究機関であれば、ろ過された水の水質を調査して、ろ過がまだ機能しているかを調査することもできるでしょううが、一般家庭ではできませんし、現実的ではありません。
一般家庭でできることは次のとおりです。
今までどのくらいの水量を使ってきたかを思い出す
平均的な1日に、どのくらいの水を使ったかを割り出します。
1ヶ月に使った量となると、難しくなりますが、1日であれば、ある程度、どのくらいの水を使ったかを算出するのは、それほど難しい作業ではないでしょう。
より正確な数値に近づけたいのであれば、150リットルの水を消費しているかを計算します。
簡単なのは1日の水の使用量を割り出して、今まで使用してきた期間を掛け算することで、比較的簡単ながらも、より正確な数値に近づくことができます。
カートリッジ交換コストを下げる方法
浄水器のカートリッジは、消耗品ですので、その交換はコストに直接のしかかってきます。
しかし、カートリッジの交換コストを下げる方法はいくつかあります。
1日の水の使用量を把握する
多くの場合、浄水器の浄水能力にまだ余裕があるうちに、交換していることがほとんどです。
できる限り、浄水能力が落ちないギリギリまで浄水器を使うには、1日の水の使用量を把握しておくといいでしょう。
毎日の使用量を知る必要はありません。
平均的な1日でいいので、使用量を割り出して、その日の使用量を掛け算します。
150リットル分の水を使い切る日数を計算して、それぞれの使用量に応じたカートリッジ交換時期を算出して下さい。
これによって、浄水能力を低下させること無く、浄水能力のギリギリ限界まで使い続けることができ、カートリッジの交換コスト削減に繋がります。
値引きカートリッジを購入する
実はブリタの浄水器のカートリッジには、割安な互換製品も販売されています。
代表的なものはコストコのものですが、互換製品はあまりおすすめしません。
カートリッジは浄水器を販売しているブリタが設計し、生産し、販売しています。しかし、互換製品はカートリッジだけを製造販売しているので、その品質への信頼感が低いであろうことは容易に想像できるかと思います。
どうしても、安く購入したいというのであれば、ブリタ製の訳アリ製品の購入をおすすめします。
ブリタ製のカートリッジでも、値引き販売されているものがあります。
それは、訳あり商品です。
それらは、浄水能力には一切問題がないものの、パッケージ等に傷がついてしまった、という製品です。
これらであれば、品質の心配は一切なく、割安で手に入れることができます。
訳アリのカートリッジは楽天、ヤフーのみで購入することができます。↓↓
まとめ
ブリタのカートリッジ交換時期は4週間とされていますが、これは目安であり、正確には水使用量に依存します。
4人家族の場合、4週間ごとの交換が推奨されていますが、家族の人数や使用量により適切な交換時期は変わります。実際の交換時期は水150リットル使用時です。
一日5.3リットルの使用を基に計算されており、4週間はあくまで便宜的な目安です。
また、4週間を過ぎてもすぐに交換が必要とは限りません。
ブリタの基準は高く設定されており、2ヶ月使用しても問題ないという口コミもあります。カートリッジの交換コストを下げるためには、日々の使用量を把握し、正確な交換時期を算出することが重要です。
また、値引きされているブリタ製の訳あり商品を購入することで、品質を保ちながらコストを削減することができます。