日立の全自動洗濯機BW-V70HとBW-G70Hの違いですが、BW-V70Hの方が高機能で、その分、価格も高いです。
BW-V70Hにだけある機能もいろいろとあるので、最終的にはその機能の差にお金を出せるか、出せないかが決め手でしょう。
ただ、誤解しないでいただきたいのは、BW-G70HはBW-V70Hよりも機能が劣るとはいえ、他社の洗濯機と比較すると、同価格帯において、必要十分な洗浄能力があります。
また、BW-V70Hの機能は必要ないと思う方もいるでしょうから、以下の記事を参考に、慎重に選んでください。
価格の違い
BW-V70HとBW-G70Hの価格は、販売店や地域によって異なりますが、BW-V70HはBW-G70Hよりも約1万5千円ほど高いです。
例えば、日立の公式サイトで見ると、BW-G70Hの正式な価格は約60,000円から65,000円程度で、一方でBW-V70Hの正式な価格は約75,000円から85,000円程度となっています。
ただし、セールやキャンペーンなど、特別なイベント時には価格差が縮まることもあるため、購入する前にいくつかの販売店やオンラインショッピングサイトで比較検討するとよいでしょう。
基本スペックの違い
項目 | BW-V70H | BW-G70H |
---|---|---|
洗濯容量 | 7kg | 7kg |
消費電力 | 450W | 400W |
使用水量 | 60L | 65L |
運転時間 | 38分 | 42分 |
運転音 | 37dB | 39dB |
外形寸法 | 幅590mm×奥行き600mm×高さ1010mm | 幅590mm×奥行き600mm×高さ1010mm |
質量 | 36kg | 35kg |
洗浄力の違い
BW-V70HはBW-G70Hよりも洗浄力が高いです。
というのも、BW-V70Hは「ナイアガラ ビート洗浄」という技術を採用しており、高濃度洗剤液を衣類に浸透させ、大流量のシャワーで汚れを落とします。
BW-G70Hも同じ洗浄方式ですが、使用水量や運転時間、運転音などがBW-V70Hよりも劣っています。
とはいえ、BW-G70Hも同価格帯の他社製品と比べれば、洗浄能力に見劣りはありません。
フタの材質の違い
BW-V70Hの蓋は一部ガラスでできていますが、BW-G70Hの蓋は全面樹脂でできています。
ガラスは傷や汚れに強いというメリットがあります。
BW-V70Hにだけある機能
- 「つけおき ナイアガラ ビート洗浄」
汚れが落ちにくい衣類に効果的なコースで、つけ置きと循環シャワーで汚れを浮かせてから洗います。 - 「つけおきプラス」
つけ置き時間を自由に設定できる機能です。 - 「ナイアガラすすぎ」というコース
多くの水を循環させて、汚れや繊維に残った洗剤を徹底的にすすぐコースです。 - シワ低減洗濯コース
柔軟剤の効果を高める洗い方で、シワを抑えます。 - 洗濯槽自動おそうじ機能が搭載されています。
- 風呂水ポンプ
残り湯を使って節水したり、温かい残り湯で洗浄したりできる機能です。 - 抗菌 糸くずフィルター
糸くずやホコリなどをキャッチし、菌の繁殖を抑えます。
BW-V70Hの評判と口コミ
- 洗浄力が高く、汚れがしっかり落ちるという声が多いです。特に「ナイアガラ ビート洗浄」や「ナイアガラすすぎ」などの機能が好評です。
- 風呂水ポンプがあるので、残り湯を使って節水したり、温かい残り湯で洗ったりできるというメリットがあります。
- シワ低減洗濯コースや抗菌 糸くずフィルターなど、清潔さやお手入れに配慮した機能が充実しているという評価があります。
- 運転音が静かで、洗濯時間も短いので、快適に使えるという感想があります。
- 一部ガラスでできた蓋は傷や汚れに強く、見た目も高級感があるという口コミがあります。
BW-G70Hの評判と口コミ
- BW-V70Hよりも価格が安いので、コスパが高いという声が多いです。
- 洗浄力はBW-V70Hに劣らないという評価があります。ナイアガラ ビート洗浄は両機種ともに採用されているので、汚れ落ちに差はないという意見があります。
- 風呂水ポンプやシワ低減洗濯コースなどの機能がないので、それらを必要としない人にはシンプルで使いやすいという感想があります。
- 使用水量や運転時間、運転音などはBW-V70Hよりも若干劣るので、それらを気にする人には不向きかもしれないという口コミがあります。
- 全面樹脂でできた蓋は見た目が安っぽく感じるという声もあります
まとめ
日立の全自動洗濯機BW-V70HとBW-G70Hの主な違いは、BW-V70Hの方が高機能で価格が高い点です。
BW-V70Hは「ナイアガラ ビート洗浄」や「つけおき ナイアガラ ビート洗浄」などの独自機能を搭載しており、洗浄力が高く、シワ低減コースや抗菌糸くずフィルターなどの付加機能も豊富です。
一方、BW-G70Hは基本的な機能に絞り、価格が約1万5千円安く、コストパフォーマンスに優れています。
両機種ともに同じ7kgの洗濯容量を持ちますが、消費電力、使用水量、運転時間、運転音などの基本スペックに若干の違いがあります。
BW-V70Hの蓋は一部ガラス製で高級感があり、傷や汚れに強いのに対し、BW-G70Hの蓋は全面樹脂製です。
口コミでは、BW-V70Hは高い洗浄力と便利な機能、静かな運転音が評価され、BW-G70Hはシンプルで使いやすく、コスパが良いとの声が多いです。
どちらを選ぶかは、追加機能に価値を見出すかどうかで決まります。