オムロンのHEM-7120とHEM-7127は、上腕式血圧計のモデルですが、HEM-7127にはBluetooth機能や22~42cmの大きなカフが付属している、モーションエラー機能装備ため、HEM-7120より高い価格になっています。
ただし、上腕のサイズが標準的であれば、HEM-7120でも十分測定はできます。
両者の違い、Bluetooth機能、モーションエラー機能により、何が便利になっているのかをさらに詳しく解説します。
1.Bluetooth機能の有無
HEM-7127はBluetooth機能を搭載しており、スマートフォンやタブレットなどのデバイスと接続して、データを管理することができます。
一方、HEM-7120にはBluetooth機能はありません。
Bluetooth機能のメリット
オムロンのHEM-7127に搭載されているBluetooth機能は、以下のような便利な機能を持っています。
- スマートフォンやタブレットなどのデバイスに計測データを転送できる:HEM-7127にBluetooth機能が搭載されているため、スマートフォンやタブレットなどのデバイスに計測データを簡単に転送することができます。アプリを使ってデータを管理することで、健康管理がしやすくなります。
- 読み取りの手間を省く:HEM-7127にBluetoothを使用することで、読み取りの手間を省くことができます。測定後に、測定結果をスマートフォンやタブレットに転送するだけで、計測履歴を管理することができます。
- 測定データの詳細な解析:HEM-7127のアプリを使用することで、測定データを詳細に解析することができます。測定結果のグラフや推移などを表示し、日々の健康管理に役立てることができます。
- 複数人のデータ管理が可能:HEM-7127のアプリには、複数のユーザーの測定データを管理することができる機能があります。スマートフォンやタブレットを共有することで、家族や友人と測定データを共有し、健康管理をすることができます。
以上のように、HEM-7127にBluetooth機能があることで、より簡単に健康管理ができるようになります。
2.カフのサイズの違い
HEM-7127は、腕周りが22 ~ 42cmまでの人に使用することができるカフが付属しています。
HEM-7120には、標準的な腕周りサイズ(22-32cm)に適したカフが付属しています。
万が一、サイズが合わない場合は、大きなサイズを別売りで購入することもできます。
3.モーションエラー機能の有無
HEM-7127には、不正使用を防止する「モーションエラー警告システム」が装備されています。HEM-7120には、このシステムはありません。
では、モーションエラーがついていると、どのように便利なのでしょうか。
オムロンのHEM-7127についているモーションエラー機能は、不正な使用に起因する誤った測定を防するための機能です。以下のような便利な機能があります。
- 誤った測定を防止する:モーションエラー機能は、血圧計が不適切な状態で使用された場合に、オペレーターに警告を発することができます。例えば、モーションエラー機能は、カフが腕にきちんと装着されていない、動いている、または腕が伸ばされている場合に警告を発することができます。これにより、不正確な測定を防止し、より正確な測定を行うことができます。
- 簡単に測定を行う:モーションエラー機能は、不正な使用に起因する誤った測定を防止するだけでなく、正しい姿勢で簡単に測定を行うことができるようにもなっています。これにより、より正確な測定が行え、健康管理がしやすくなります。
- 必要最小限の測定回数:モーションエラー機能は、測定回数の最小限化にも役立ちます。測定回数を減らすことは、時間や手間を節約できます。
以上のように、オムロンのHEM-7127についているモーションエラー機能は、より簡単で正確な血圧測定をするための便利な機能です。
このように、HEM-7127はHEM-7120よりも多機能であることがわかります。しかし、価格面での差異もあるため、必要な機能に応じて選択するのが良いでしょう。
価格について
オムロンのHEM-7120とHEM-7127の価格は、オンラインストアや販売店によって異なる場合がありますが、一般的には以下のような価格帯になります。
- HEM-7120:3,000 ~ 5,000円程度
- HEM-7127:6,000 ~ 8,000円程度
HEM-7127にはBluetooth機能や22~42cmの大きなカフが付属しているため、HEM-7120より高い価格になっています。
ただし、上腕のサイズが標準的であれば、HEM-7120でも十分測定はできます。また、Bluetooth機能が必要な場合は、HEM-7127を選択することをおすすめします。