スタッドレスの長持ちランキング!5社の耐久性能に着目

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スタッドレスの長持ちランキング!5社の耐久性能に着目 38

 スタッドレスタイヤの中で、もっとも長持ちすると言われているタイヤは、ブリジストンのブリザックVRX3ですが、それ以外にもヨコハマタイヤ、ダンロップ、グッドイヤー、トーヨータイヤから、耐久性に着目したランキングを作成しました。

 ぜひスタッドレスタイヤ選びの参考にしてください。

1位 ブリヂスト【ブリザックVRX3】

もっとも長持ちがすると言われている、スタッドレスタイヤの最高傑作は、ブリジストンのブリザックVRX3です。

ブリジストンは「4年後も性能が落ちにくい」と歌っているほどの自信作で、フレキシブル発泡ゴムが使われています。

また、トレッドパターンの進化によって、摩耗しにくくなっています。具体的には、VRXの前型に比べて摩耗ライフが22%向上してるそうです。

値段は少々高くなっていますが、寿命が短いタイヤを買い替えることを考えると、長持ちするVRX3のほうが、コストはいいかもしれません。

2位 ブリヂスト【ブリザックVRX2】

ブリザックVRX2は、ブリザックVRX3からコストダウンを図ったスタッドレスです。

タイヤの素材も、VRX3はフレキシブル発泡ゴムが使われていましたが、VRX2では、アクティブ発泡ゴム2と、別の素材が使われています。

素材は違いますが、VRX3に使われている長持ちさせるテクノロジーは使われていて、長持ち性能とコストのバランスを重視するユーザーには高い人気を誇っています。

耐久性はVRX3から少し劣るものの、スタッドレスタイヤとしては、一番人気のあるタイヤですので、お値段重視の方は、こちらもおすすめです。

3位 ヨコハマタイヤ【アイスガード7】

ヨコハマタイヤのアイスガード7の最大の特徴は、タイヤの接地面積とブロック剛性です。

ブロックパターンは、接地面積が最大化されるようになっているので、タイヤ全体で車を支えるため、タイヤのライフ性能とよばれる長持ち指標が向上しています。

また、クワトロピラミッドグロウンサイプと呼ばれるタイヤのジグザグのパターンが、摩耗時に50%太くなるように設計されているので、摩耗してもグリップ力が劣化しにくく、よって長持ちします。

また、タイヤにはウルトラ給水ゴムが使用されていて、これは時間が立ってもゴムが固くなりにくく、長持ちします。

4位 グッドイヤー【アイスナビ8】

グッドイヤーのアイスナビ8は、長く使えることをコンセプトに開発されたスタッドレスで、効き持ちとロングライフ性能を両立したグッドイヤー史上最強のプレミアムスタッドレスタイヤと言われています。

これは、摩耗プロファイルによって、摩耗エネルギーを分散し偏摩耗を抑制。転がり抵抗性能も向上しているので、タイヤが減りにくくなっている事によります。

これにより、タイヤの表面温度の上昇が抑えられ、ゴムの劣化を遅らせる効果もあります。

5位 ダンロップ【ウィンターマックス3】

ウィンターマックスシリーズ特有の「ミウラ折りサイプ」が採用されています。この技術により、サイプ(細かい切れ込み)が広がることで路面にしっかりと密着しながら、タイヤ全体の剛性を維持します。この結果、摩耗が均一化し、タイヤ寿命が延びます。

また、ウィンターマックス03には、低温でも柔軟性を保ちながら摩耗に強い「ナノフィットゴム」が使用されています。このゴムは分子レベルでの設計がされており、耐摩耗性と氷雪路でのグリップ性能を両立しています。

6位 トーヨータイヤ【オブザーブギズ2】

「オブザーブ ギズ2」では、タイヤ表面に配合された特殊素材が水分を吸収することで、路面との密着性を高めます。この技術により氷上での滑りを抑えつつ、ゴムの摩耗を均一化し、長期間の使用を可能にしています。

また、吸水カーボニックパウダーという微細な粒子が配合されたゴムが使用されています。これにより、氷雪路でのグリップ力を発揮しながら、摩耗にも強い特性を持つタイヤとなっています。このゴムは低温でも柔軟性を保つため、摩耗が進みにくいのが特徴です。

まとめ

ここでは、長持ち性能に着目したスタッドレスタイヤのランキングを紹介しました。

ブリジストンが一番人気があり、かつ、耐久性能も高いスタッドレスとなっていますが、ヨコハマタイヤ、ダンロップ、グッドイヤー、トーヨータイヤも長持ち性能に着目した製品開発が行われています。

 このランキングを参考に、あなたにピッタリのスタッドレスタイヤを見つけてください。