
シャワートイレを買い替えようと思ってネットで調べてたら。
「あ、CW-RAA20とCW-RAA2ってあるんだ。なに、この2つ?」
——なんで品番が2つあるの?機能は違うの?それとも同じなの?
こういう疑問、めっちゃ聞かれます。トイレの取り替え工事の現場で、お客さんから「どっち買えばいいですか?」って聞かれること、数え切れないくらい。そして毎回、同じ答えを返してます。
「実はね、この2つ。全く同じやつなんですよ」
——え、マジで?なぜ品番が2つあるんですか?
それがね、メーカーの流通戦略という、ちょっと複雑で、でも知れば「あ、そっか」ってなる話なんです。今日は、その全貌をぶっちゃけます。
品番が2つある理由。それは「売り場」の違い、ただそれだけ
結論から言う。
CW-RAA2とCW-RAA20。機能も仕様も、全く同じです。
違いは、どこで買うか。その一点に尽きます。
- CW-RAA2 = 家電量販店向け(ヨドバシ、ケーズ、ビックカメラとか)
- CW-RAA20 = ホームセンター・住宅設備店向け(コーナン、カインズ、地元のリフォーム屋とか)
これ、メーカーの戦略です。商品は同じ。ただ「どこで誰が買うのか」によって、型番を分ける。これ、家電業界ではよくある手法なんです。
実際、プロダクトの中身を見ると、スペック表は全く同じ。瞬間式の給湯、壁リモコン、脱臭機能。これ全部、両方についてます。みてください——
両方とも搭載されてるの:
- 「おしりターボ洗浄」「おしりワイド洗浄」(お尻をしっかり洗える)
- 「Wパワー脱臭」(着座時はパワー脱臭、立ち上がると全力脱臭に自動切替)
- 「ノズルシャッター」(使わない時はノズルが隠れる)
- 「鉢内スプレー」(着座時に便器内に霧吹き。汚れがつきにくくなる)
- 「キレイ便座」(防汚素材で、汚れてもサッと拭ける)
つまりね、どっちを選んでも、トイレの中での体験は100%一緒。
「え、そんなら何で品番分けてるの?」
これ、メーカー側の都合。大手電器店、ホームセンター、設備店——それぞれの流通ルートが、「うちで売ってる型番」を欲しがるんです。理由は、在庫管理とか、価格交渉とか、いろいろあるんですけど。でも、ユーザー側からすると「どーでもいい話」ですよね。
価格で選べばいい。それが、この複雑さを乗り越える唯一の解
ここからが大事。
どっちの品番でもいいなら。「安い方を選べ」。これ、正解です。
実際、価格比較サイトで調べてみると——
CW-RAA2 :39,000円前後(家電量販店経由の通販) CW-RAA20 :38,700円前後(ホームセンター経由)
ほぼ変わんないじゃん?と思うかもしれないけど、タイミングによって変わります。今日はこっちが安い、明日はあっちが安い。セールの波があるんです。
だから、買う時に「Amazon で CW-RAA2、いくら?」「楽天で CW-RAA20、いくら?」って複数確認して。安い方をポチる。それだけ。
ただね、ここで一個、落とし穴があります。
実は「どこで買うか」の方が、よっぽど大事な話がある
品番の違いなんて、どーでもいい。
本当に大事なのは「どこで購入するか」という選択。
シャワートイレなんて、買ったらおしまいじゃなくて。これから何年も使うんです。もし水漏れとか、ノズルの調子がおかしいとか。そういう時に「どこに相談できるか」が、人生のストレスレベルを左右します。
僕が 10 年この仕事してて、後悔してるお客さんを見た時。理由は大体、「ネットで激安で買ったけど、2 年後に故障して。販売店に相談したら『うちは保証対象外です』って言われた」という話。
逆に、ちょっと割高でも地元のリフォーム業者から買った人は「何かあったらすぐ対応してくれる」という安心感があります。
だから、僕の提案はこう:
1. 価格は大事。でも、3 割安いからって正体不明の通販から買うのは、ちょっと怖い
2. 信頼できる近所のリフォーム屋さんか、メジャーな通販(Amazon、楽天の正規店)から買う方が、長期的には得
実際、工事が必要な場合、取り付けを含めた総額で考える人は少ないんです。「便座だけ 39,000 円で、あ、お得」ってなる。でも、実際は取り付け工事が必要で、その費用が 8,000 〜 15,000 円くらい上乗せされる。
自分で取り付けるなら別ですけど。大体の人は業者に頼みます。その時、「どこで買った?」って聞かれて「ネットです」って答えると「あ、工事だけお願いできますか?」ってなって。追加費用が発生したりする。
RAシリーズ、実際に試してみたら、こういう感触だった
ここからは、僕の実体験。現場で何台も見てきた、実際の使用感です。
装着したてのシャワートイレ、右手でぐっと持つと。「ふわふわ」な素材感が、タブーンと伝わる。便座クッション部分。LIXIL のこのシリーズ、素材が結構いいんです。毎日、何年も、お尻が接する部分だから。「安物感」がないと、やっぱり違う。
そして鉢内スプレー機能。これ、地味ですが、本当に優秀。着座した時に「シュッ」と便器内に霧状の水が噴射される。これで便器の表面が常に湿った状態になって、汚れがつきづらくなる。
昔、TOTO を使ってた人が「INAX に変えたら、トイレ掃除の頻度が減った」って言ってたのは、実はこの機能が大きいんです。毎回、ブラシでゴシゴシしなくていい。週に 1 回の簡単な掃除で済む。
一個、正直に言うと。音がします。脱臭機能が動く時、結構な音がするんです。「ブーン」って。静かな夜中に使うと「あ、誰か気づくな」ってなる。ただ、これは全シャワートイレの宿命で、CW-RAA2 と CW-RAA20 で差はない。
あとね、リモコン。壁に取り付けるタイプなんですが。実際に毎日使ってると「あ、このボタン配置、いいな」って感じます。大きめで、お父さんやお母さんでも操作しやすい。ここも、差はないけど、メーカーの気遣いが見える。
で、実際のところ。買い替えの時期は「いつ」なのか
耐用年数の話。これもよく聞かれる。
一般的には 7 〜 8 年といわれてます。ただ、実際には 10 年以上、平気で動いてる物も多い。つまり、故障するまでは使える。
でも、10 年を超えたら「そろそろ替え時かな」って頭の隅に置いておいた方がいい。なぜなら、メーカーの部品保有期間が 10 年なので。11 年目に「あ、これ壊れた」って言っても、部品がない。修理不可。そういう事態が起きます。
だから、新しい物に買い替えることで「部品がある」という安心を買う。それが実は大事。
CW-RAA2 、CW-RAA20 は 2020 年発売。2025 年の今、5 年経ってます。まだまだ現役モデル。買い替えても「古い型番」じゃなくて「流通中のモデル」なので、何かあった時の対応も早い。
実は少し躓いた話。僕も、最初は迷った
正直に言うと。僕も、この仕事を始めた時、この品番の違いをちゃんと理解するのに、ちょっと時間かかったんです。
「CW-RAA2 と CW-RAA20、何が違うんだろう」って、取説を読み比べて。スペック表を見比べて。「あ、全く同じだ」って気づいた時のあの感覚。「なんで、こんなことするんだ」って、ちょっと呆れた気持ちもありました。
でも今は、理解してます。メーカーの立場に立つと「複数の流通ルートを確保するため」には、こういう工夫が必要なんだと。ユーザーにとって「同じ物が複数の場所で買える」という利便性に繋がってる。
ただ、その分「どっちを選べばいいの?」という疑問が生まれる。だからこの記事を書いてます。
最終的な判断。どっちを選ぶか。
シンプルです。
1. 価格を複数サイトで比較
- Amazon の CW-RAA2 のお値段は?
- 楽天の CW-RAA20 のお値段は?
- Yahoo ショッピングではどう?
2. 安い方を選ぶ
3. ただし「販売店の信頼性」も確認
- 怪しい出品者ではないか
- 返品・交換ポリシーはしっかりしてるか
- 取付工事のサポートはあるか
この 3 つをクリアすれば、品番なんて気にするな。同じ物だから。
実際、リフォーム業者として「どっちがいいですか?」って聞かれたら。「価格で選んでください。機能は一緒です」って答えます。それ以上のアドバイスはありません。
強いて言えば「工事込みで考える」。これが一番大事。本体 39,000 円でも「取付工事 15,000 円」なら、総額 54,000 円。ホームセンターで完成品を買って工事込みなら 50,000 円かもしれない。その辺のコスト比較が、実は一番重要。
迷わず、決めちゃおう
もう一度、繰り返す。
CW-RAA2 = CW-RAA20。全く同じ。
違いは流通ルートだけ。品番だけ。
だから「どっちにしよう」という迷いは、今日でおしまい。安い方をポチって、終わり。あとは「いつ工事に来てもらうか」を決めるだけです。
あとがき:決断は、気持ちいい
10 年、この仕事やってて思うのは。
「どっちがいいですか?」という迷いの時間。これが一番ストレスなんです。
決断した瞬間、人は楽になります。「あ、これでいいんだ。買おう」って。そこから先は、もう迷いがない。
この記事が「迷いを終わらせる」のに役に立ったなら。嬉しいです。
シャワートイレは毎日、何年も使う物。気持ちよく使えるやつを、納得して選ぶ。それが一番です。
2020 年発売の RAA シリーズ。2025 年の今も、プロからの評判がいい。洗浄力も、脱臭も、素材感も。値段以上の価値がある。そこはマジです。
だから、安心して買ってください。どっちの品番でもいいから。安い方で。さくっと購入して。快適なトイレライフを始める。
それでいい。それが正解です。
