バッラリーニ のフライパンが他のフライパンより高いので、耐久性も高いのでは?と期待しますよね。
バッラリーニは商品によっては永久保証、生涯保証のものもあるので、寿命は10年くらいあるのでは?と思うかも知れません。
一方で、一年ちょっとで買い替えの羽目になったという報告がネットにあがっていたりして、いまいち、高価なバッラリーニのフライパンを購入するのに、ためらっている人もいるかと思います。
始めに言ってしまうと、バッラリーニのフライパンの寿命ですが、他の製品と比べて、耐久性が高いのは事実ですが、バッラリーニのフライパンの性能に関して、多くの人が誤解をしているのも事実です。
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バッラリーニ のフライパンの寿命は保証期間とは関係なし
バッラリーニのフライパンは保証期間があります。商品によって保証期間がありますが、2年から5年、商品によっては生涯保証というものもあります。
であれば、少なくともその設定された保証期間内であれば、性能が落ちること無く使えるだろうし、万が一、その期間内に、性能が落ちてしまったとすれば、保証してもらえるのではないかと思うでしょう。しかし、これは誤解です。
多くの人がバッラリーニのフライパンに期待しているのは、フライパンにくっつかない、という性能でしょう。
しかし、そのくっつかない、という性能に関しては、バッラリーニは一切保証をしていません。
つまり、たとえ保証期間内であっても、くっついてしまうことが起こるかもしれないし、それに対して、保証は適用されないのです。
コーティングは保証対象外
おおくの人が バッラリーニのフライパンに期待しているのは、「くっつかない」という性能でしょう。そして、そのくっつかない、という性能を実現しているのが、バッラリーニ独自のコーティング技術です。
このコーティング技術は、特にグラニチウムコーティングが使われている製品に関しては、その耐久性は素晴らしいものです。
しかし、バッラリーニはこのコーティングに由来する性能に関しては、保証対象外としています。
つまり、保証期間内であっても、くっつかないという性能に関しては、保証しませんということであり、裏を返せば、保証期間内であっても、くっつく可能性があるというわけです。
「フライパンにくっつくようになる=寿命」となってない
多くの一般消費者は、こうしたコーティングされたフライパンに関して、くっつくようになったら買い替える、という消費行動をしています。
つまり、多くの消費者にとって、「くっつくようになる=寿命」なのですが、この考え方は、バッラリーニのフライパンの保証規定とは相容れないのです。
一般消費者の方が知りたい、バッラリーニのフライパンの寿命とは、ずばり、いつまでくっつかないで使うことができるのか、の点でしょう。
ここでは、「寿命=くっつかないでつかえる」という意味で、バッラリーニのフライパンの寿命を調査してみたいと思います。
バッラリーニのフライパンでもくっつきやすい製品がある?
バッラリーニは他のフッ素コーティングのフライパンとは違って、金属ヘラOKなほど丈夫なコーティング、というイメージを持っている方がたくさんいますが、実はそれは間違いです。
たしかに、バッラリーニのフライパンの多くは、バッラリーニ独自の技術である、「グラニチウムコーティング」が使われていて、そのフライパンは、金属ヘラをつかっても大丈夫だというほどの強度、耐久力を持っていると言われています。
しかし、グラニチウムコーティングではなく、セラミックコーティングに関しては、金属ヘラ使用不可となっています。
それは、「ボローニャ」というシリーズで、真っ白なのが特徴でっす。
これに関しては、使い方にもよるでしょうけど、始めっから焦げ付いた、なんて口コミもあるほど、焦げ付きやすいようです。
バッラリーニのグラニチウムコーティングは、非常に素晴らしい性能なのですが、グラニチウムコーティングではないバッラリーニのフライパンを使って「焦げ付きやすさ」を体験してしまった人が、バッラリーニに誤った認識を持ってしまうこともあるわけです。
バッラリーニのフライパンのくっつきにくさは、グラニチウムコーティングを使った製品で発揮されるものなので、フライパン選びのときに注意してください。
グラニチウムなのに一年ちょっとで焦げ付きやすくなった?
グラニチウムコーティングなら、金属ヘラOKなくらいだから、その性能もかなり長持ちしそうなものですが、一年ちょっとでどうにも、コーティングがダメなのが我慢ナラなくて、買い替えたという人もいます。
となれば、よっぽど使い方が悪かったのでは?と勘繰りたくなりますが、その方は次のように言っています。
おそらく使い方が悪いせいだろうと思いますが、他メーカーのものは1年では買い換えてないので、私の使い方だとこちらのフライパンのコーティングの方が弱いのではないかと思わざるをえません。
4年保証って……バッラリーニ フライパン 1年ちょいで買い換え|Niku Camp (note.com)
この方の使い方に問題があったのか?そもそもどういう使い方をしていたのかは不明なので、なんとも言えませんが、評判のいい、バッラリーニのグラニチウムコーティングフライパンであっても、こうした現実があるのは事実です。
金属ヘラOKはダテじゃない
今まで、バッラリーニのフライパンのネガティブな部分ばかり書いてきたので、バッラリーニのフライパンの耐久性に不安を持ってしまった方もいるかも知れません。
しかし、バッラリーニのグラニチウムコーティングの性能は、やはり素晴らしいです。
実際に様々なところで、バッラリーニの焦げ付きにくさを比較実験をしていたりしますし、また、Amazonや楽天市場の口コミを見てみても、その焦げ付きにくさの性能に驚く人たちの口コミが多く見られます。
ぜひ口コミを参照してみてください↓↓
バッラリーニのフライパンの寿命は2年?
とある比較サイトでは、バッラリーニのフライパンの寿命を2年前後と明記しているところもあります。
しかし、口コミを見ていただいた人は、二年以上使っていても性能が衰える気配がないという口コミを見つけることができた方もいると思います。
バッラリーニのフライパンが寿命は2年だというのは、信じなくていいでしょう。
バッラリーニのくっつかないという性能は、使い方が悪ければ、1年も経たずに衰えてしまうでしょうし、正しい使い方をしていれば、2年どころか3年、5年もつ場合もあります。
バッラリーニのグラニチウムコーティングのフライパンは本当に優れている性能ですので、ぜひ正しい使い方で大事に労って使い、長持ちさせて、美味しい料理をたくさん作ってください。
まとめ
バッラリーニのフライパンは、その耐久性と性能に関して多くの期待と誤解が交錯しています。
一部では保証期間が長いことから、長期間の使用が保証されているかのような認識もありますが、実際にはコーティングのくっつかない性能に関しては保証されていません。
特にグラニチウムコーティングは高い耐久性を誇りますが、それにも関わらず一年ちょっとで性能が落ちるという報告もあります。
これは使い方に大きく依存するため、正しい使用方法であれば、はるかに長持ちする可能性があります。
バッラリーニのフライパンは、使い方次第でその性能が大きく変わることを理解し、正しく使用することで長期間にわたってその性能を維持することが重要です。